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【Aの言葉】  

溢れ返るような言葉を当てられて。
何だか、お前の事を思い出した。
――― 出会いは、薄暗く、不潔な牢屋。

あいつは囚われ人。
おれは粗末な飯を運んでやった。

でも、お腹が減ってたから、おれが全部食べて。
残った汚れた水だけ持って行ったのに。

あいつはおれに凄い驚いた様子で、解らない言葉で必死に何かを語り掛けてきてた。
今思えば、おれの事を人族の女の子と間違ってたんじゃないかと思うんだ。
きっとおれを慰めて、励ましてくれてたんだと思う。

口もとに食べかすついてて、あいつの食糧横取りしたの俺なのに。
胸の奥がざわってしたのを、覚えている。
自分の世界にまったく居なかった存在、とても【異質】な相手だった。

その日から、おれは汚れた水を届けてやるようになった。
食料はやっぱり、おれが食べた。
そいつは怒らなかった。 頑張って笑ってた。



ある日。



そいつの目の前で、服を引き裂かれた。
牢番のボガードやゴブリンがそうしたから。
黙って痛みに耐えれば済むから、いつもそうだから、そうした。



その日は違っていた。


湿った空気を震わせる、怒号が聞こえた。
そいつだった。 牢屋の格子を壊す勢いで、怒声を挙げてた。
おれが最初に感じたのは、【わけのわからなさ】だった。 ベルナンドが、それは困惑だよって教えてくれた。


【他人の為】に、命を懸けて怒ったそいつは
当然、報復にあって酷い怪我を負った。


おれは、わけがわからなかったけど。
胸のざわつきが大きくなって。


その日から。
汚い飯を半分こすることにした。


そいつは笑ってた。

おれも、少し、笑った。
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Posted on 2014/01/09 Thu. 21:34 [edit]

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コメント

うおおお、ありがとうございますううう!まさかのアネ子ねたァ!
ぶきっちょにいきてます。生かされたから。
べるにーたーん!

羽裏 #zDexSlbw | URL | 2014/01/09 21:43 - edit

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